よくあるご質問 - 国産ペットフード ZEN

よくあるご質問

ZENについてよくあるご質問を掲載しております。
その他製品についてご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

販売

製品特徴・品質

ペットの体調・健康

原材料

パッケージ(外装)

どこで販売していますか?

現状実店舗での販売は、UG DOGS アトラスタワー中目黒店UG DOG SALON 洗足店とハッピースポア(上板橋)のみとなります。遠方の方は、弊社運営の通信販売サイトUGペット.comを御利用下さい。

誠に申し訳ございませんが、業者様への卸販売は行っておりません。

プレミアムドッグのグレインフリーとアダルト&シニアの違いはなんですか?

使用原料について、グレインフリーは炭水化物源に芋とあずきを使用し、アダルト&シニアはアルファ化米とあずきを使用している点が大きな違いになります。動物性タンパク質の使用割合についても、グレインフリー(フィッシュ・ワイルド ボア・ベニソン)は60%以上、アダルト&シニアは50%以上と、違いがございます。

成分について、グレインフリーは高タンパク低脂質で、アダルト&シニアはタンパク質脂質ともに標準的な量となっている点に違いがございます。

アダルト&シニアは、グレインフリーと比べてミネラルの量を抑えており、心臓や腎臓が衰えてきたシニア犬にはグレインフリーよりアダルト&シニアを推奨しています。

機能性原料についてはどちらもほぼ同様のものを使用しています。

Human-Grade(ヒューマングレード)の原材料を使用したペットフードでしょうか?

ZENは、人が食しても全く問題のない高品質な食材を使用して製造されています。「Human-Grade」という表記を「人用と同様のレベル」と考えますと、ZENは人が食する事が出来る原料のみを使用しているため「はい」となりますが、「Human-Grade」の定義が曖昧ではっきりしておらず、現状はメーカーの自己申告となっている状態です。

AAFCO(米国飼料検査官協会)においても、ヒューマングレードと宣伝されているかどうかは製品の安全性へ影響を与えないと明記されています。ZENでは、曖昧な表現を出来る限り避けるために「ヒューマングレード」という表記は使用していません。

魚の匂いがします。(グレインフリー フィッシュ)

魚を贅沢に使用しているため、魚の匂いが出てしまいます。出来る限り匂いを抑えられるように配合を調整していますが、動物性タンパク質を多く利用している製品の特性上のものとご理解を頂ければと思います。

粒の色が黒いのですが、着色料を使っているのでしょうか?

着色料は一切使用していません。主に動物性タンパク質源を多く使用していることと、あずきを始めとしたポリフェノールを多く含む食材を使っていることが、粒の色へ影響しています。

わんちゃんは、粒の色によって嗜好性に変化することはないと言われていますので、製品上問題はございません。ご安心下さい。

フードの中に白い粒のようなものがありますが、これは何ですか?

プレミアムグレインフリーフィッシュには、細かくミンチにした骨が含まれています。魚の骨は、カルシウムとリンの供給源となります。犬や猫の胃酸(食事時ph約1-2)は、人の胃酸(食事時ph約3-5)よりも強酸性で、小骨程度は容易に溶かして吸収されますので、ご安心頂ければと思います。

2018年10月のリニューアルで、製造工程の見直しも合わせて行いましたため、以前のバージョンより小骨が少なくなり、消化性が向上しています。

えごまが原材料に含まれる製品の場合には、白い粒はえごまの場合がございます。消化性向上のため、すりつぶしたものを使用していますが、完全にすりつぶせていないものが粒に残る場合がございます。配合量から考えて、消化性への影響は僅かとなりますので、問題はございません。

フードの中に白や黒の粒のようなものがありますが、これは何ですか?

原材料に使用されているえごまかごまの可能性が高いです。

白い粒はえごま、黒い粒はごまになります。消化性向上のため、すりつぶしたものを使用していますが、完全にすりつぶせないため、すりつぶしていないものが粒に残る場合がございます。配合量から考えて、消化性への影響は僅かとなりますので、問題はございません。

フードの中に緑に見えるものがありますが、これは何ですか?

原料に使われているパセリの可能性が高いです。

通常の保管環境であれば、開封後1ヶ月以内にカビが発生することはございませんが、高温や高湿、水滴の付着等、カビが好む環境で保管した場合に発生する可能性がございます。自然の保存料を使用しているZENは、合成保存料や防腐剤、防カビ剤が添加されているフードと比べると、カビは発生しやすくなりますので、直射日光や湿度の多い場所を避けて清潔な環境で出来る限り空気を抜いて常温保管して頂き、開封後1ヶ月以内に使い切って頂くようお願い致します。カビの場合には、胞子がついていてカビ臭がしますので、その場合には使用をお控え下さい。開封時にカビが見られた場合や、カビかどうか判断ができない場合には、お問い合わせ下さい。

粒の中に糸のようなものがありますが、これは何ですか?

主原料として使用している鹿肉や猪肉は筋が多い肉質で、生肉から加工しているため、筋がそのまま粒に入り込む場合がございます。製品の品質として問題はございませんのでご安心下さい。

粒の中に粒に黒い皮のようなものがありますが、これは何ですか?

原料に使われているブルーベリーやカシスの皮の可能性が高いです。実を皮ごとそのまま使用しているため、皮が粉砕しきれずに、残って粒に練りこまれる場合がございます。品質上問題はございませんのでご安心ください。

賞味期限が長いように思いますが、合成保存料を使っているのでしょうか?

ZENでは亜硫酸ナトリウムやソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸ナトリウムといった合成保存料は一切使用していません。

酸化防止を主目的として配合している原料は、ローズマリー抽出物とミックストコフェロールとなり、全て天然の酸化防止剤です。

また、当社が使用している原材料自体には各種ポリフェノールが多く含まれていて、ポリフェノールを含む原料は健康維持への効果を主目的に配合していますが、酸化防止にも効果を発揮します。

ドライフードが一般的な食品より長く保管できる大きな要因は、製造過程で加熱殺菌されていること、水分活性が低いこと、密封性がある袋が使用されていることによります。ZENにおいても、水分を抑え、密閉性に優れた袋を採用することで、袋を開封しない限り通常の保管環境において長期間保存することが出来ます。それらに加えて、ZENでは脱酸素剤を袋内に封入することで、袋内に残った酸素を取り除き、作りたてのおいしさを出来る限り保てるように配慮しています。

開封後1ヶ月は持つように調整していますが、合成酸化防止剤と比べると天然の酸化防止剤は酸化防止効果が低いとされているため、開封した後は出来る限り空気を抜いて密封した上で、湿気の少ない暗所で保管して頂き、早く使いきって頂くようお願い申し上げます。

成犬とシニアで同じフードを与えて大丈夫でしょうか?(グレインフリー フィッシュ・グレインフリー ワイルド ボア・グレインフリー ベニソン)

ZENプレミアムドッググレインフリー3種(グレインフリー フィッシュ・グレインフリー ワイルド ボア・グレインフリー ベニソン)は、子犬、成犬、シニア犬に対応していますので、与えて頂いて問題ございません。

シニアになると、特にエイジングケアが必要となってきますが、ZENにはあずきやブルーベリー、カシス、グレープシード抽出物等の各種ポリフェノールを含む原料を贅沢に配合し、各内臓の健康維持に役立つ食材も使用しています。

シニア期にエイジングケアや内臓への配慮が必要とは記載致しましたが、私どもは年齢に関わらず配慮が必要だと考えています。当然ですが、成犬も年を取っていきます。シニア期にも対応するほど豊富な成分を含んでいますので、若いうちからを与えてケアをして頂くことをお勧め致します。

便の色が黒くなりましたが、何故黒くなるのですか?

原材料に利用されているリモナイトが便の色が黒くなる主要因です。ウンチが黒いのは消化吸収の過程で発生したアンモニアや硫化水素等の有毒ガスをリモナイトが吸着し排出している証左です。

アンモニアや硫化水素は、腸で吸収されて解毒されるまで細胞を傷つけますが、リモナイトはそれらの有毒ガスを腸内で吸収される前に排出する働きがあります。

リモナイトは、全米屈指の名門校として知られるコーネル大学のジョセフ・ワクシュラグ教授による臨床実験でも安全性を認められ、国内の試験機関による慢性毒性試験においても安全性が確認されています。

便が少し緩くなりましたが、何故ですか?

ZENは、便を固めることを目的とした原材料を使用していません。そのため、別のフードから切り替えた場合に、一時的に便が緩くなる可能性がございます。

固い便は飼い主様にとっては手間がかからずによいものですが、犬にとっては便秘の要因となります。わんちゃんの健康のためにも、便を無理に固めるのではなく、本来持っている腸の働きによって適度な硬さの便になることが望ましいと考えています。

ZENには、オリゴ糖や難消化性デキストリン、乳酸菌生成抽出物といった良好な腸内フローラを形成する腸内細菌が活動しやすくなるとされる原材料が含まれています。ZENにフードを切り替えた際、切り替える前の腸内環境が良好でない状況だと、腸内細菌の活動が活発になることで便が緩くなる場合があります。切り替える前に便の悪臭が強かった子(腸内環境が悪い)や便が緩くなりがちな子の場合には、便の調子を見ながら徐々に切り替えていくことを推奨致します。

フードを切り替える際には、胃腸がフードに適応できるように、10日から2週間程度かけて徐々に移行して頂くことをお勧め致します。与え始めに便が緩くなった場合には、一旦ZENの給与割合を増やさずに与え続けて、便の調子が良くなったことを確認した後に切り替えを再開することをお勧め致します。

また、よくあるケースとして、発泡している粒のフードと同じ感覚で当フードを与えてしまい、給与量が多くなっていることで下痢を引き起こしているケースがあります。ZENは、粒の成形時に発泡をしていないため粒が詰まっており、発泡されているフードと比較すると重量が重くなっております。発泡されている粒のフードから切り替える際には、重さを量った上で給与して頂くことをお勧め致します。

トイレシーツに便の跡が残っていたとしても、形を保っている便であれば健康な便の範囲内となります。形のない便や水下痢の場合には、フードがその子に合わない可能性や、開封後長期間経過してフードが酸化している等の問題がある可能性が高いので、給与を止めて下さい。

わんちゃんの消化能力によっては、高タンパクフードが合わない場合がございます。その場合には、アダルト&シニアのワイルド ボアベニソンしらすをお勧め致します。

便が増えたように思いますが、何故ですか?

ZENでは、便が小さく少ないほうが良いとは考えていません。便の成分のうち大部分を占めるのは水分で、未消化の食物残渣の割合はごく僅かだと言われています。未消化の食物残渣が仮に2倍に増えたとしても、便の総量は僅かしか増えません。便が増えたように感じられるのは、未消化の食物残渣が増えたわけではなく、水分量が増えたことによるものと推察されます。

また、未消化の食物残渣の一部には食物繊維が含まれていて、食物繊維は消化されなくとも健康維持に役立つと近年では考えられています。

ZENは、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を豊富に含んでいます。殆どの水溶性食物繊維と一部の不溶性食物繊維は、成分表の粗繊維には含まれませんが、私達は食物繊維が健康維持に役立つと考えているため、食物繊維が豊富に含まれる原料を採用しています。

おならが出るようになりましたが、問題ないでしょうか?

おならの匂いはどのようなものでしょうか?

あまり臭くないのであれば、主にビフィズス菌によって生成されたガスがおならの主成分である可能性が高いです。ZENプレミアムには腸内のビフィズス菌や乳酸菌のエサになるオリゴ糖等が含まれており、それらによって活動が活発になると、腸内で乳酸やガス等を生成します。乳酸は、大腸菌やウェルシュ菌の活動を抑制するとされているので、結果として良好な腸内フローラが形成されることになります。この症状は腸内環境が改善される過程における一過性のものですので、数日経つと落ち着く場合が多く、しばらく様子を見て頂くことをお勧め致します。

逆に、悪臭がしている場合には、大腸菌やウェルシュ菌、ブドウ球菌等によって未消化のタンパク質を分解されたことにより生成されたガスが主成分であり、腸内もビフィズス菌や乳酸菌が劣勢の好ましくない腸内フローラが形成されている状態である可能性が高いです。その場合には、タンパク質摂取量を減らし、大腸菌やウェルシュ菌の活動を抑制し、ビフィズス菌や乳酸菌が活動しやすい腸内環境へ整えていくことが大切です。給与量を減らすか、ZENプレミアムシリーズのグレインフリーであれば、アダルト&シニアに変更することも選択肢になります。

フードのローテーションは必要ですか?

人の研究において、以前はフードのローテーションが食物アレルギーの予防に有効とされてきましたが、エビデンス(証拠)が乏しく近年は否定されてきています。ただ、ローテーションを行うことで、シニア期に入って食欲が落ちてきたときに、以前に与えていれば切り替えを行いやすくなる点や、選り好みの激しい子ですと飽きにくくなるという利点はありますので、ローテーションをして頂くのも選択肢の一つです。

肥満気味でダイエットをしたいのですが、適したフードはどれですか?

ZENで、最もダイエットに適したフードは、最もカロリーが低い「プレミアム ドッグ グレインフリー フィッシュ」になりますが、「プレミアム ドッグ ベニソン アダルト&シニア」、「プレミアム ドッグ グレインフリー しらす アダルト&シニア」、「プレミアム ドッグ 赤鶏 アダルト&シニア」も同程度に低カロリーですので、どちらを選んで頂いても良好な結果が得られるかと思います。量の調整をして頂き、適正体重になってから標準量に戻して給与して下さい。

一般的なダイエットフードは、タンパク質量も抑えられている場合が多いため、筋肉量も同時に減少して健康面でのマイナスが生じる可能性がありますが、グレインフリーシリーズは、十分なタンパク質を含みながら低カロリーですので、筋肉量を維持しながら健康的な減量を行う事が出来ます。

標準体重に戻りましたら、どの種類を選んで頂いても、日本の室内犬の体重維持を考えてカロリー等を調整していますので、適正量を与えて頂ければ肥満になる心配はまずございません。

歯が無いシニア犬に与えることは出来ますか?

袋に入れて木槌等で砕いて頂いたあと、ぬるま湯を加えて頂くと、ウェットフードに近い状態で与えることが可能です。

水を加えたフードを残した場合には、冷蔵保管をして頂きまして、1日以内に与えて下さい。

粒を丸呑みしてしまいますが問題はないでしょうか?

丸呑みしていても、吐いたりせず、便の状態が良好であれば、基本的に問題はございません。

ワンちゃんの体格や特性により、どのような粒の形状でも、むせたり詰まったりするリスクはゼロではございません。

犬や猫は、人と比べて咀嚼するのに適した歯の構造を持っておらず、食物を丸呑みをする習性があります。噛んで食べる子もいますが、その場合には誤嚥のリスクは下がったとしても、歯垢が付くリスクが上がります。

よくむせていたり、歯を失っていたりして食べづらくしている場合には、フードクラッシャーを利用したり、袋の外から木槌で叩いて頂くことで、食べやすいサイズに調整して頂いたり、粉末状までしてぬるま湯をかけてウェット状にして与えて頂くこともご検討下さい。

砕いたり、ウェット状にした場合には、通常の粒の状態より空気に触れる表面積が増え、ウェット状の場合にはさらに水分も加わるため、加工後は早目に使い切って下さい。

歩いているときに足がふらついたり、ガクガクしています。関節のサポートを考えた場合に、どの種類が適していますか?

ZENでは、関節の健康維持に配慮して、全てのラインナップにコラーゲンペプチドを配合しています。どの種類を与えて頂いても、コラーゲンペプチドを摂取することが出来ます。

コラーゲンは、関節の構成成分として存在しています。コラーゲンは、通常吸収しにくいとされていますが、ZENでは、ペプチドまで分解されたコラーゲンを使用することで、消化吸収性を高めています。

また、ZENは、運動量が少なくなりがちな日本の室内犬に配慮して、カロリーを調整しています。脂質源も、魚油や亜麻仁油を使用し、原材料として陸上動物由来の油脂を添加していません。体重管理の面からも、関節の健康維持をサポートします。

高齢になり腎臓の機能が低下してきていると獣医師様より指摘を受けました。合うフードはどれになりますか?

腎臓の機能が低下した場合には、一般的に低リン食が推奨されます。また、タンパク質については諸説ありますが、ZENの研究開発チームでは積極的に高タンパク食を取る必要は無いと考えています。

まずは、「プレミアム ドッグ ワイルド ボア アダルト&シニア」「プレミアム ドッグ ベニソン アダルト&シニア」「プレミアム ドッグ グレインフリー しらす アダルト&シニア」「プレミアム ドッグ 赤鶏 アダルト&シニア」をお勧め致しますが、グレインフリー3種についても、リンの含有率が高いわけではありませんので、軽度から中度の腎疾患であれば問題ないと考えます。ZENに使われているたんぱく質は、生物価(タンパク質の利用効率)が高いものばかりですので、腎臓に負担を掛けにくいとされ、その点でも腎臓の健康維持に適しています。タンパク質の過度な摂取を防ぐためにも、適切な給与量をお与え下さい。

かかりつけの獣医師様より、心臓の機能が低下していると指摘を受けました。合うフードはどれになりますか?

重度の心疾患であれば、低ナトリウムが推奨されますので、「プレミアム ドッグ ワイルド ボア アダルト&シニア」「プレミアム ドッグ ベニソン アダルト&シニア」「プレミアム ドッグ 赤鶏 アダルト&シニア」がおすすめですが、軽度であればグレインフリーでも問題はないかと思います。

タウリンは、心臓の健康維持に役立つとされています。ZENでは、全てのフードにタウリンを添加していて、主原料の肉自体にもタウリンを含んでいます。

動物病院で健康診断をしたところ、膵臓の数値が安定せず、膵臓の機能が低下している可能性があると指摘を受けました。合うフードはどれになりますか?

高消化性のタンパク質源を使用し、脂質がある程度抑えられたフードが推奨されます。

ZENは全てのフードに高消化性の動物性たん白質を使用し、脂質も低めから標準的な割合に抑えられています。そのため、どのフードを選んで頂いても問題ないかと思いますが、特に推奨するのであれば「プレミアム ドッグ グレインフリー フィッシュ」「プレミアム ドッグ グレインフリー ベニソン」「プレミアム ドッグ グレインフリー しらす アダルト&シニア」「プレミアム ドッグ 赤鶏 アダルト&シニア」がおすすめです。

ZENでは、膵臓の衰えからくる脂質の消化不良のリスクを考慮して、消化に時間がかかるとされる動物性油脂を原材料として添加せずに、魚油やMCTオイルなどの消化性に優れた脂質源を使用しています。

タンパク質等の過度な摂取を防ぐためにも、適切な給与量をお与え下さい。

動物病院で健康診断をしたところ、胆嚢(胆のう)機能が低下している可能性があると指摘を受けました。合うフードはどれになりますか?

胆のうの機能が衰えた場合には、胆汁の供給に影響が出る場合がございます。胆汁の供給障害が懸念されるケースでは、消化吸収に時間がかかる脂質の摂取を避けることが推奨されます。

ZENでは、脂肪の消化吸収性を考慮して、主脂質源として、ラウリン酸を含むココナッツオイルやDHAやEPA源となる魚油、α-リノレン酸を豊富に含む亜麻仁油を使用しています。

消化吸収に時間がかかるとされている飽和脂肪酸のうち長鎖脂肪酸に分類されるパルチミン酸やステアリン酸が多く含まれる牛脂や豚脂といった動物性油脂は原材料として使用していません。

また、食物繊維の摂取も推奨されていますが、ZENでは、難消化性デキストリンやサイリウムといった原料を使用しています。これらの原料は、水溶性不溶性双方の食物繊維を豊富に含んでいます。

どの種類を選んで頂いても問題はございませんが、その中で選ぶとすればグレインフリーフィッシュグレインフリーベニソングレインフリーしらすアダルト&シニアを推奨いたします。

ガーリックやジンジャーが入っていますが、犬にとっては有害なのではないでしょうか?

ガーリック(にんにく)は、スコルジニンを始めとした特有成分を多く含み、NCI(アメリカ国立癌研究所)において研究対象として採用されている大変有用な食材です。近年では、糖尿病や脂質異常症との関係についての研究結果も発表されています。

ジンジャー(生姜)は、ジンゲロール、ショウガオールなどの特有成分を含んでいます。

双方とも、数多くのプレミアムと呼ばれるペットフードの原材料に利用されてきた実績がある食材で、量さえ誤らなければ犬にとって大きな意味のある原料だと考えていますので、ほんの僅かですが利用しています。ガーリックやジンジャーが含まれているドッグフードが原因で、ニンニクやショウガの中毒症状となった報告は、今まで確認されたことがありません。

有用とされる原料(特にハーブや抽出物系)の多くは、摂取量を誤れば健康被害が出るケースが多くあります。これはガーリックやジンジャーに限ったことではありません。重要なのは、適切な量を摂取することです。人でもニンニクを食べ過ぎれば、溶血や胃粘膜への傷害、腸内細菌の死滅等の生死に関わる重大な症状を引き起こします。

重篤な疾患の場合を除き、適切な給与量を与えている限り、ZENに含まれるガーリックやジンジャーによって健康に問題が起こることはありえませんので、ご安心下さい。

ZENに加えて、さらにガーリックやジンジャーをサプリメント等で追加することは推奨していません。

グレープシード抽出物で、ぶどう中毒になることはないのでしょうか?

グレープシード抽出物の主成分は、プロアントシアニジンを主体としたポリフェノールです。プロアントシアニジンは、ブルーベリーやクランベリーなどにも含まれるポリフェノールの一種で、ポリフェノールは通常量であれば犬にとって有用な成分ですので、適切な量を与えている限り、ZENに添加されているグレープシード抽出物によるぶどう中毒の症状が出ることはありません。

グレープシード抽出物は、一部のプレミアムと呼ばれるペットフードの原材料に長年利用されてきた実績がある原料ですので、そのことからもグレープシード抽出物の有用性やぶどう中毒にならないことへの証明になるかと思います。

なお、ZENではグレープシードオイルは使用していません。グレープシードオイルとグレープシード抽出物(グレープシードエキス)は別物になります。

塩が入っていますが、犬にとっては良くないのではないでしょうか?

塩分は、動物にとって生命を維持するために必要不可欠です。よく犬は汗をかかないので塩分の摂取はほとんど必要ないと言われることがありますが、人も犬も塩分の大半は汗からではなく尿から排出されます。また、犬は人と比べてナトリウムの排出能力も高いとされていて、2010年には給水を自由にする限りナトリウム摂取による高血圧は認められないとする研究結果も発表されています。

AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準(2016)では子犬は最低0.3%、成犬は0.08%のナトリウムを必要とします。各ステージで健康を維持するための基準を満たすための必要量を添加しています。

重篤な疾患(特に心臓)の場合を除き、適切な給与量を与えている限り、ZENに含まれるナトリウムによって健康に問題が起こることはありえませんので、ご安心下さい。

ミネラル類やビタミン類が入っていますが、過剰摂取にはならないのでしょうか?

ミネラル類やビタミン類は、AAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準及びFEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の栄養ガイドラインを元に添加しています。過剰に添加しているわけではございませんのでご安心下さい。

自然界で獲物を食す場合には、内臓や血、骨などもまるごと摂取します。内臓や血、骨には、多くのミネラルやビタミンが含まれ、それらをあわせて摂取することで必要な栄養素を体内に取り込んでいます。

通常のドッグフードにおいて、主原料に使われるのは骨を取り除かれ血抜きされた肉(正肉)となり、正肉だけでは自然界において摂取出来ていたミネラルやビタミンが不足したりバランスを崩れるという問題が起こります。また、自然の原料に含まれるミネラルやビタミンの量には、自然素材であるがゆえにその時によって多かったり少なかったりと含有量に幅があります。そのため、別途ミネラルとビタミンを必要量添加することで総合栄養食としての栄養バランスを整えています。

ビタミンやミネラルは、それが原料に含まれているのかサプリメントで添加されているのかという点はさほど重要ではなく、体内に取り込むことが出来る必要量が含まれているのかどうかが重要だと私たちは考えています。

ZENでは、吸収性や安全性の観点から、使用されているミネラルの多くにミネラル酵母を採用しています。ミネラル酵母は、酵母にミネラルを取り込ませたものです。亜鉛酵母と酸化亜鉛とを比べると、亜鉛酵母のほうが吸収性が良いことがいくつかの研究結果から分かっています。

また、ZENで使用されているミネラルは定義上添加物にあたらないため、前半の原料一覧に含めることでミネラル無添加と表示することも可能ですが、表記上の些細な違いと考えていますので、分かりやすく原材料の最後にミネラル類としてまとめて表示しています。

ミルクペプチドや乳酸菌は、乳アレルギーの場合でも問題ないでしょうか?

ミルクペプチドは、カゼインの加水分解物です。ペプチドまで分解されているためアレルゲンになりにくく、含有量から考えても、牛乳のタンパク質にアレルギーを持っている場合において、反応する可能性は極めて低いと考えられますので、ご安心頂ければと思います。アナフィラキシー反応が懸念される等の強い乳タンパクアレルギーを持っている場合には、様子を見ながら与えて下さい。

乳酸菌は、牛乳由来ではございません。

炭水化物(デンプン)は犬には不必要ではないのでしょうか?

炭水化物については様々な議論がありますが、ZENでは炭水化物は全く不必要という考えではなく、タンパク質、脂質、炭水化物をバランスよく摂取することが健康にとって最も良いと考えています。

その子の消化能力を超えたタンパク質を摂取すると、未消化のタンパク質が腸内へ到達し、下痢等を起こす場合があり、タンパク質の消化過程において体内で発生する毒性の強いアンモニアや硫化水素等のガスは、体内で解毒する際に肝臓等に負担をかけます。タンパク質が少なければ、筋肉の減少等が起こり、健康面にマイナスが生じます。

デンプンは体内でブドウ糖等の単糖類に分解されてエネルギーとして利用されます。エネルギーとして必要となる糖が不足している場合には、糖新生によりタンパク質等から糖を生成することが出来ますが、わざわざ内臓で変換せずとも糖を直接摂取したほうが効率がいいはずです。また、良好な腸内フローラを構成する一部の腸内細菌は、炭水化物を餌にして増殖することが知られています。

犬はデンプンを消化することができないと言われることがあります。確かに生のデンプンは難消化性ですが、製造工程においてアルファ化されたデンプンは容易に吸収されるため、一般的なペットフードにおいては当てはまりません。

狼と同等の食生活が全てのイエイヌにとっても最も良いと言われることがありますが、私たちは以下の点でそのように考えておりません。

  1. 近年の研究結果において、イエイヌは人とともに暮らしてきた進化の過程で狼と比べて強いアミラーゼ活性を獲得したとされていて、イエイヌと狼の消化能力は異なっていること。
  2. 犬の唾液のアミラーゼ活性は極めて低いとされているが、アミラーゼは膵臓で作られる膵液に含まれており、消化過程でアミラーゼが全く作られないわけではないこと。

ZENではタンパク質、脂肪、炭水化物其々のバランスが大切だと考えていますので、その考えを元にレシピを研究し、日本の室内犬に合わせたレシピとなっています。

小麦を使用していないのは何故ですか?

小麦は、低コストの炭水化物源として使用され、ミネラルやビタミンを多く含んでいる穀物の一種ですが、食物アレルギーの原因になりやすいため、ZENでは使用していません。原材料としてはもちろん、自社工場内で製造される全製品で使用されていないため、小麦アレルギーをお持ちの場合でもご安心下さい。

とうもろこし(コーン)を使用していないのは何故ですか?

とうもろこしは、低コストの炭水化物源及び油脂源として使用され、実の部分はオメガ6脂肪酸やミネラル、ビタミンを多く含んでいる穀物の一種です。小麦と比べて食物アレルギーの原因にはなりにくいとされていますが、とうもろこしに含まれる油(コーン油)の主成分は、オメガ6脂肪酸の一種であるリノール酸であり、必須脂肪酸ではありますが、過剰摂取は好ましくないとされています。とうもろこしについても、自社工場内で製造される全製品で使用されていません。

大豆を使用していないのは何故ですか?

大豆(副産物であるおから等も含む)は、低コストのタンパク質源、炭水化物源としてよく使用される豆類の一種ではありますが、生物価(タンパク質の利用効率)が低く、食物アレルギーの原因になりやすいとされており、ZENでは使用しておりません。原材料としてはもちろん、自社工場内で製造される全製品で使用されていません。

ZENで使用されているあずきは炭水化物を多く含む豆類で、「畑の肉」とも称されるほどタンパク質を多く含む大豆とは成分的にも異なっており、大豆と比べても低アレルゲンとされてはいますが、ごく稀に交差反応を示す場合がございます。強い大豆アレルギーを持っている場合には、少しづつ与えて頂くことをお勧め致します。

ジャガイモや白米は高GI食品なので犬にとっては良くないのではないでしょうか?

ジャガイモや白米は単独であれば確かに高GI食品に分類されますが、ペットフードのように繊維質やミネラルを含む他の原料と混合されるとGI値は低下するため、原料単独でのGI値を気にする必要は殆どございません。

GIを考えるのであれば使用原料を総合的に見て考える必要があります。ZENは、糖質の吸収をゆるやかにするとされる食物繊維を豊富に含んでいます。

猪肉や鹿肉に鉛弾が残っていることはありませんか?

ZENで使用している猪肉は、銃猟(銃を使用した狩猟)ではなく、罠猟で捕れたもの及び金属探知機で検査されたもののみを使用しています。罠猟とは、事前に罠を仕掛けて鹿や猪を捕獲する手法です。

鹿肉については、北海道産と本州産を使用しています。本州産の鹿は猪と同様に罠猟で捕れたもの及び金属探知機で検査されたもののみを使用し、北海道産の鹿(エゾシカ)は銅弾(どうだん)を使用して捕れたものを使用しています。現在、北海道では鉛弾の所持・使用が禁止(北海道告示第754号)されています。

ジビエ肉のウィルスや細菌への対策はどのようになっていますか?

ウィルス(E型肝炎等)や細菌(サルモネラ菌、カンピロバクター等)については、肉の加熱について厚生労働省が出している指針であります「中心部の温度が75℃で1分以上」を十分に満たした工程で製造しています。焼成温度は機械のマイコンにより制御され、加熱時に内部温度と外部温度を定期的にチェックしています。ご安心頂ければと思います。

リモナイトにより鉄中毒(鉄分の過剰摂取)やミネラル過多になりませんか?

ZENに配合されているリモナイト量で、鉄を始めとする必須ミネラルの過剰摂取は起こり得ませんのでご安心頂ければと思います。

リモナイトの主成分である三二酸化鉄は、吸収されにくい鉄分で胃酸で溶かされてイオン化された僅かな量しか体内で吸収することが出来ない上に、経口摂取による鉄の吸収は鉄代謝の疾患を除いて体内のメカニズムで調整されているため、必要量以上吸収されません。

また、リモナイトに含まれる鉄分以外のミネラルについても微量な上に、リモナイトの配合量自体も僅かであるため、ミネラルバランスへの影響は極僅かです。

リモナイトに含まれる必須ミネラルのうち、鉄を除いて比較的割合が多いものはカルシウムになりますが、ZENプレミアムグレインフリーシリーズに含まれるカルシウムのうち、リモナイト由来の割合は約0.5%です。その次に多いミネラルであるマグネシウムについてもリモナイト由来の割合は約2%に過ぎません。フードを基準とした含有率ですと、リモナイト由来のカルシウムは約0.005%、マグネシウムは約0.003%となります。

リモナイトは「体内で発生した有毒ガスを体内に吸収される前に吸着排出する」という特殊な性質を持っています。毒性の強いアンモニアや硫化水素は、タンパク質を摂取する限り必ず発生して、体内をめぐり内臓で解毒化した後、多くの場合尿から排出されます。これらのガスは、解毒されるまで血中に残存し、細胞を傷つけますので、吸収される前に排出できることは健康維持に役立つと考えています。

また、シニアになるにつれて内臓の機能が低下していくと、解毒能力も低くなりますので、よりリモナイトの重要性が増します。

袋の状態が異なる場合があるのですが、品質等に違いはありますか?

袋を密封する際の空気の状態やその時の気圧状況により、自然に袋が固くなって粒が動かない状態になる場合がございます。外観は真空のように見える場合がありますが、真空処理を行っていませんので真空パックではございません。そのような状態になった場合でも、袋に密閉性があるため元には戻りませんが、袋の見た目が異なっていても品質に問題はございませんのでご安心下さい。

形状に関わらず、袋内の酸素は脱酸素剤が吸収しています。脱酸素剤は、袋の空気が仮に最大量程度入っていたとしても、吸収する容量のものを入れています。

賞味期限印字の読み方・見方を教えて下さい。

賞味期限は、「西暦下2桁.月.日」で表記しています。例えば、「16.04.25」と表記されている場合には、2016年4月25日と読みます。