ミネラル類やビタミン類が入っていますが、過剰摂取にはならないのでしょうか?
ミネラル類やビタミン類は、AAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準及びFEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の栄養ガイドラインを元に添加しています。過剰に添加しているわけではございませんのでご安心下さい。
自然界で獲物を食す場合には、内臓や血、骨などもまるごと摂取します。内臓や血、骨には、多くのミネラルやビタミンが含まれ、それらをあわせて摂取することで必要な栄養素を体内に取り込んでいます。
通常のドッグフードにおいて、主原料に使われるのは骨を取り除かれ血抜きされた肉(正肉)となり、正肉だけでは自然界において摂取出来ていたミネラルやビタミンが不足したりバランスを崩れるという問題が起こります。また、自然の原料に含まれるミネラルやビタミンの量には、自然素材であるがゆえにその時によって多かったり少なかったりと含有量に幅があります。そのため、別途ミネラルとビタミンを必要量添加することで総合栄養食としての栄養バランスを整えています。
ビタミンやミネラルは、それが原料に含まれているのかサプリメントで添加されているのかという点はさほど重要ではなく、体内に取り込むことが出来る必要量が含まれているのかどうかが重要だと私たちは考えています。
ZENでは、吸収性や安全性の観点から、使用されているミネラルの多くにミネラル酵母を採用しています。ミネラル酵母は、酵母にミネラルを取り込ませたものです。亜鉛酵母と酸化亜鉛とを比べると、亜鉛酵母のほうが吸収性が良いことがいくつかの研究結果から分かっています。
また、ZENで使用されているミネラルは定義上添加物にあたらないため、前半の原料一覧に含めることでミネラル無添加と表示することも可能ですが、表記上の些細な違いと考えていますので、分かりやすく原材料の最後にミネラル類としてまとめて表示しています。